ドンブラコ通常ヒカリバエの流儀 | サーモンランのデジタル その2
違いがわかりますか
サーモンランをデータで紐解く、サーモンランのデジタル的考察シリーズ
今回は、ドンブラコ通常ヒカリバエにおける派閥の分かれる意義です
2.5通り
難破船ドン・ブラコ(以下ドンブラコ)の通常水位ヒカリバエにおいて
どこに集合するかは派閥の分かれるところであると思いますが
大きくシャケのルート取りが変わるのは、コンテナ右前を隔てた前後で
鮭の合流地点が正面奥か、金網手前かの2パターンとなります
🐡正面奥(集合地点は金網付近)
🐡金網手前(集合地点はコンテナ右横付近)
(満潮時はルート取りが異なります)
そのうち、鮭の合流地点が正面奥となる金網付近において
金網の手前に集合するか、それとも金網の奥かで派閥が分かれます
今回は、どちらが正しいかを明らかにするわけではありません ※重要事項
そもそも何故金網の前後によって派閥が分かれるのかを考えます
結論
自分の今までの経験から、もはやこれは変わらないのですが
納品を伸ばす方向でなくクリア率の維持を第一とする場合
ドンブラコは納品ルートからシャケを退かすことが不可能であることから
前線を金イクラの出現に合わせて前後する必要があるので
その前線の前後の余裕を加味して、シャケのルート変更のリスクの少ない
金網奥に集合するのが現状最も安定かつポピュラーな選択肢だと考えています
というよりも、ハエ付きは前線やデス状況・納品ペースなどを見て
臨機応変に最適なポジションを変えるべきであり
実際のプレイでは「7:3=金網奥:金網手前」くらいの割合で動いています
閉廷!以上!
というわけにはいかないですね
ぶっちゃけると、コンテナ前後と比べてしまえば
金網の前後におけるリスクやメリットはひよこ豆🐤程度の可愛らしい誤差しか無いので
どちらが善悪か議論を尽くす話題ではないかなと若干思っています
wikiにおいてドンブラコのヒカリバエについての記述は
通常満潮含めて3行ほどしか書かれていないのも頷けます (記事執筆時点)
ただ、その違いはゼロではないので
安定したクリアを目指した場合に、盤面が崩れる起点となる
◆ヒカリバエの移り変わり
◆前線が押された場合
◆納品ペースの維持・そのほか
について、金網前後の場合でそれぞれまとめてみます
Work's Over
言及していなかった金網直上についてですが
ヒカリバエについては、シャケの不用意なルート変更を防ぐため
ハエ付きは大きく動かず集合地点の中心に据えているのが前提条件となります
このため、インク回復のできない金網直上での集合は選択肢から外れます
ヒカリバエの移り変わりについては
・集合地点→前方のイカに移った場合
・集合地点→後方のイカに移った場合
における
- ハエが付いていたプレイヤー
- ハエが新しく移ったプレイヤー
- それ以外のプレイヤー
の2×3通りのリスクについてもそれぞれ考えます
各派閥特有のメリット・デメリットに関しては色付けしています
◆ヒカリバエの移り変わり
ヒカリバエの時間経過での移り変わりによるデスのリスクなど
✨🐝 金網手前
・集合地点→前方のイカに移った場合
ハエが付いていたプレイヤー ... なし
ハエが新しく移ったプレイヤー ... 挟撃・下層への落下(金網付近)
それ以外のプレイヤー ... ハエ付きへの挟撃による巻き込み
・集合地点→後方のイカに移った場合
ハエが付いていたプレイヤー ... なし
ハエが新しく移ったプレイヤー ... 挟撃(コンテナ前・横 / 到着まで猶予あり)
それ以外のプレイヤー ... なし
集合地点の前方にハエが移った場合、直前に処理しきれなかった
金網付近のシャケに挟撃され下層へと落下する可能性があります
✨🐝 金網奥
・集合地点→前方のイカに移った場合
ハエが付いていたプレイヤー ... なし
ハエが新しく移ったプレイヤー ... 挟撃
それ以外のプレイヤー ... ハエ付きへの挟撃による巻き込み
・集合地点→後方のイカに移った場合
ハエが付いていたプレイヤー ... なし
ハエが新しく移ったプレイヤー ... 挟撃(コンテナ前・横 / 到着まで猶予あり)
それ以外のプレイヤー ... なし
ハエが後方金網付近のイカに移った場合でも
ハエの付いていたプレイヤーがシームレスに最前線処理に回るため
下層への落下のリスクは金網手前よりは低下することとなります
そのほかの挟撃などの可能性はタイミング由来のものが多く金網前後では大差無いです
◆前線が押された(後退した)場合
インク回復やデス等で前線が押されたときの問題点など
✨🐝 金網手前
シャケのルート分岐地点付近まで後退した場合に
不定期・不用意なルート変更の可能性があり、挟撃からのデスに繋がる
✨🐝 金網奥
金網付近まで後退した場合に、咄嗟のインク回復が困難となり
インク切れからのデスに繋がる
◆納品ペースの維持・そのほか
✨🐝 金網手前
キンシャケを倒す位置が金網奥と比べて近く、納品ルートが短縮される
→ ルート短縮による納品中イカの射撃維持がしやすい
(最終的な納品数は金網横からの金イクラ落下があるため大差無し)
✨🐝 金網奥
金網奥は坂になっているため、左右に避けるだけでなく味方の上部を超える形で
射線の被りを避けることが容易く、ポジショニングの選択肢が増える
→ 下がった前線の復帰・金イクラ回収のための前線上げがしやすい
(最終的な納品数は納品ルートが比較的長くなるため大差無し)
どういうスタンス?
結局メリット・デメリットを比べてみたところで、内容に差異はあるものの
どちらが完全に正しいと結論付けるほどの決定打は各々には無いです
これが派閥の分かれる要因であり、決着がつかない原因でもあります
しかし、やはり前線を上げるよりも下げるほうが容易であるので
どちらの選択も採ることが可能なように、「基本的には」前線を上げた金網奥が
様々なパターンや不慮の事故への対応ができるような気がします
教訓
ただ、上記で「基本的には」と枕詞を付けたように
特に野良では単独行動(暴走🚙💨)がデスの危険性を孕むこととなるため
四角い頭を丸くして、各場面での状況や盤面を読み取って
人に強いるよりは、味方に合わせることが第一かと思います
(左金網や最奥、船首などにいる味方は呼び戻さないといけませんが...)
極稀に金網の前後の集合の差異でカモン連打する味方も居ますが
集合地点同士の距離が短いことや、本質が似通った部分が多く混乱を招くだけなので
その体力でとっとこイクラ回収したほうがクリアに繋がります