【糞定期】プロコントローラーのスティックメンテナンスでしていること
Nintendo Switch Proコントローラー(以下プロコン)を長期間使用していると
倒しきっても進みが悪くなったり、ニュートラルの状態で勝手に進んでしまうなど
スティックの不具合が高確率で発生します
設定 ▶ コントローラーとセンサー ▶ スティックの補正
で治る場合もありますが、部品の劣化が激しい場合は清掃が必要となります
この時、次の三択から迫られます
1. 買い換える
2. 任天堂に修理に出す
3. 自分で治す
3を選んだあなた、おめでとうございます 一緒に頑張りましょう
※言うまでもなく保証対象外なので、承知の上でお願い致します
以前に分解清掃の参考にしていた、とてもわかりやすいサイトがあったのですが
見つからなくなってしまったので 代わりに備忘録として残しておきます
ちょこちょこAmazonのリンクを貼ってますが
アフィは付いてないので適当にご利用ください
用意するもの
100均に売っているようなもので作業が可能です
任天堂のコントローラーはY型ネジが採用されている印象ですが
プロコンでは使用されていないので購入の必要はありません
パーツの汚れを落とすのに使用します
プラスチックOKで、電子機器に対応のものであればパーツクリーナーでも良いですが
不安なら無水エタノールにしときましょう 500mlもあれば数年持ちます
パーツの接点を復活させる(センサーの反応を良くする)のに使用します
私はKURE 2-26を使用していますが、同じ呉工業のコンタクトスプレーのほうが
プラスチックの腐食が少ないので良いと思います
コントローラー内部の清掃に使用します
特に初回の分解だと内部のゴミがえぐいので、キレイサッパリ吹き飛ばしましょう
パーツの取り出しや取り扱いに使用します
先が細く尖っているものが適しています
手順
1. 分解
持ち手の部分の2つのネジを外します
初回は特に固く、力も入れにくくなめやすいので注意
持ち手をスライドして外し、現れた裏側カバーの4つのネジを外します
裏側カバー、現れたバッテリーを外し、本体の5つのネジを外します
パカッと割れます
フラットケーブルや持ち手部分の振動モーターの配線をぶち切らないよう注意
本体をつなぐフラットケーブルを外します
黒い部分をマイナスドライバー等で上げると取ることができます
基板上の緑のパーツが今回のメンテナンス対象です
丸で囲まれた爪に気をつけて中の部品を取り出します
あまり開けすぎると基盤が死にますので慎重に
2. 洗浄
取り出したパーツをエタノールで洗浄します
ブラシなどでこすると簡単に部品が曲がってしまうので、すすぐくらいで
終わったらティッシュなどで軽く拭き取ります
コンタクトスプレーをパーツに噴射します
吸うと有害なので屋外で
少量で十分です こちらも軽く拭き取ります
パーツの入っていた基盤部分も、エタノールを染み込ませた脱脂綿で軽く拭きます
綿棒などでも良いです 基盤に引っかかって綿ゴミが残ることのないようにしましょう
3. 組み上げ
逆の手順でコントローラーを組み上げます
全て組み上げる前に、バッテリーをはめた時点で動作チェックを行います
・スティック
設定 ▶ コントローラーとセンサー ▶ スティックの補正
・ボタン
設定 ▶ コントローラーとセンサー ▶ 入力デバイスの動作チェック ▶ ボタンの動作チェック
スティックの挙動がおかしい場合はゴミの混入や
コンタクトスプレーのかけすぎが考えられます
ボタンの入力がおかしい場合はフラットケーブルの接続が不完全だと考えられます
差し込みが斜めになってたりとかね
以上で
終了です お疲れさまです
症状が出る度に10~20回はこのメンテを繰り返し
メンテ後は使用具合にもよりますが、とりあえず1~4ヶ月ほどは持ちますので
多少我流で知識不足な部分もあるものの、参考にしていただけたら幸いです
この撮影をしている間に、集中していなかったためか
とうとう振動モーターのコードを切ってしまったので、みなさんはなんとか回避しましょう